管理会社の高齢化と対応不満／入居クレーム続出でオーナーのストレス限界⇒管理変更を決意／迅速な管理引継によるPM改善事例｜賃貸管理・プロパティマネジメント　実績紹介　ハウステーションプロパティマネジメント

築8年ほどが経過したころから、オーナーへ入居者から直接修理依頼や契約更新がどうなっているかなど、直接電話がくることが増えたそうです。
あまりにも電話が多いので、入居者になぜ管理会社へ電話をしないのか聞いたところ、管理会社には電話で報告をしているがその後のリアクションが全くないとの驚きの声が…別物件でお付き合いのあった弊社担当へご相談をいただきました。

これまでトラブルなく賃貸経営をしてきたのに、なぜこんなに入居者からの連絡が増えてしまったのか。管理会社に問いただしたところ原因は「不動産会社の高齢化」でした。地元不動産会社で頑張っている会社は沢山ありますが、後継ぎ不足により職員が高齢化し、これまで行えていた業務に手が回らなくなってきたとのこと。

オーナー・前管理会社・弊社にて現状の把握と管理業務の引継ぎ提案をさせていただきました。もちろん前管理会社は「これまで通りできる」と言いますが、オーナーの方からもこれまで起こったことや今回こうなったことの経緯を説明し、入居者へ負担が掛かっていることを理解してほしいと説得してくださいました。弊社では前管理会社へ足を運び、管理引継ぎが円滑に行えるよう段取りと、オーナーへの報告を徹底しました。

オーナーにこれだけ電話が掛かってくるということは、顧客満足度が低下していることは明らかでした。こういったことは退去を促進させる可能性がありますので、管理会社変更を機に顧客満足度を上げることを提案しました。具体的には各入居者へ現況室内に不具合が無いかのヒアリングと改善、またケーブルテレビの有料チャンネル無料プランにオーナーの方で加入しておりましたが、使用している方がおりませんでしたのでインターネット無料プランに変更しました。オーナーの出費もこれまでより抑えられ、入居者からも喜ばれました。