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老朽化建物の再生プロジェクト：満室経営からの建て替え計画

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ACHIEVEMENTS

当社とのお付き合い物語

achievements
練馬区
軽量鉄骨造2階建てアパート
2024年3月築
ファミリー向け

老朽化建物の再生プロジェクト：満室経営からの建て替え計画
勉強会参加がきっかけとなりました
定期的に開催している家主様向け勉強会に参加されたあるオーナー様から、「今は満室だけれど、10年後はどうなっているのか不安だ」とのご相談をいただきました。築年数が経過し、表面的には順調な経営でも、賃料の下落や大規模修繕の必要性といった課題が水面下に存在していました。将来を見据えた経営戦略の必要性を強く感じられたオーナー様に対し、私たちはまず“現状の棚卸し”と“将来の見通し”について一緒に整理するところからスタートしました。
維持か再生か、分岐点での判断
アパートは満室ではあるものの、近隣の新築物件と比較すると賃料には差があり、修繕費も年々増加傾向にありました。さらにオーナー様のご自宅も築古で、近い将来の相続や住み替えを見据えると、建物の統合・再生という選択肢も現実味を帯びてきました。そこで当社は、修繕費と賃料の収支バランスをシミュレーションし、「将来を見越して、経営を再構築するタイミング」として建て直しのご提案を行いました。オーナー様もこの提案に強く共感され、事業計画の検討がスタートしました。
地域に合った再生プランを描く
建て直しを検討するにあたり、私たちが重視したのは“地域特性”と“将来的な需要”でした。単に新しい建物を建てるのではなく、ファミリー層に支持される設備や間取り、そして共用スペースの充実など、入居者ニーズにしっかりと応えることが不可欠です。さらに、オーナー様のご要望でもあった「自宅との統合」にも対応するため、居住空間と賃貸部分がバランスよく配置されるよう、建築士との打ち合わせを重ねました。当社はこの間も常にオーナー様と並走し、建築プランの方向性決定に貢献しました。
建築会社４社からの選定。満室での引き渡し。
建築会社の選定から着工、募集プランまで、一貫してハウステーションがサポート。エリア特性を活かした賃料設定と、完成前からの先行募集により、結果的に全戸満室での引き渡しを実現しました。従来より高い賃料でありながら、反響は想定以上に良好で、オーナー様にもご満足いただけました。「いずれ相続する子どもたちにも安心して任せられる」と、次世代への資産承継にも好影響を与える結果となりました。築古からの転換を、地域に根ざした管理会社として共に形にできた成功事例です。
最初に参加した勉強会でニーズの高い設備とか外壁修繕などといった、あまり考えてこなかった必要なものを知る良い機会にもなりました。また、その時に税理士の先生をご紹介いただき、とても優良なアドバイスもいただけました。
建て直すといってもそう簡単には決断できないですし、かといって何もしないで税金ばかり取られても無駄ですし、幸いにもこういった勉強会に参加できて良かったと感謝しております。
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