物件の一部が火事で焼けてしまった場合、保険金で建て替えることは可能?|練馬区・豊島区の賃貸経営・不動産管理はハウステーションプロパティマネジメント

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Question07

物件の一部が火事で焼けてしまった場合、保険金で建て替えることは可能?

前項では「人」にまつわるトラブルを紹介しましたが、不動産経営では「建物」にまつわるトラブルが発生することも少なくありません。
建物にまつわるトラブルとしては、以下のものが挙げられます。

・地震による物件の損傷や倒壊。
・入居者による失火、放火。近隣からの延焼など、火災による被害。
・雨漏り、水道管の損傷、蛇口の閉め忘れなど、水漏れによる被害。
・水道管の凍結。
・エアコンの故障。
・エレベーターの故障。
・ゴキブリやネズミ、ハクビシン、シロアリなどによる被害。
・猫や鳥などへの餌やり。
・回収ルールを守らない、外部者による不法投棄など、ゴミにまつわるトラブル。
・火災報知器や郵便受けなどへのいたずら被害。


ホームページ「賃貸経営博士」「賃貸博士」「不動産投資博士」「お悩み大家さん」でもいろいろなトラブルの相談事例を見ることができます。
賃貸経営博士 http://www.chintaikeiei.com/
賃貸博士 http://www.chintai-hakase.com/
不動産投資博士 http://www.toushi-hakase.com/
お悩み大家さん http://www.onayamiooyasan.com/


建物にまつわるトラブルも、あらかじめどのようなトラブルに巻き込まれうるかを想定し、トラブル発生時に何をするべきかを考え、普段から不動産会社と密な関係を築いておくことが重要です。
地震や火災、水漏れなどに備えて保険に入っておくのはもちろんですが、実際に被害が発生した時、保険会社にはいつ、どのように連絡をするのか、地震でドアが開かなくなったり壁にひびが入った場合、どう対処すればいいのか、エレベーターが止まった時、どこに連絡をするのか、害虫による被害はどこに駆除を依頼するのかなど、いざという時に慌てずにすむよう前もって調べておき、心の準備をしておきましょう。

なお、火災の場合、一棟丸ごと全焼することはめったにありません。 建物の一部が燃えれば、消火活動によって水浸しになったり煙で真っ黒になったりと、周囲もかなりの被害を受けますが、どれほど被害が大きくても、全焼でない限り、保険金で建て替えるのは困難です。
保険が適用されるのは、あくまでも「修繕」にかかる費用だけであると考えた方がいいでしょう。

また、「火災報知器がいたずらで鳴らされる」というのは、一見些細なトラブルのように思われますが、オーナーによっては、大きな負担となる可能性があります。
物件内で火災報知機が鳴れば、そのつどオーナーは現場に急行しなければなりません。
不動産管理に専念している人、物件の近くに住んでいる人なら問題ありませんが、昼間別の場所で働いていたり、物件から離れたところに住んでいたりする場合には、どうしても事態への対応が遅れてしまいます。
そういった方はしかるべき不動産会社に管理・運営を任せた方が良いかもしれません。

ここをチェック! 保険が適用されるのは、あくまでも「修繕」にかかる費用だけ!
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